何を伝えれば物語になるか
「写真を撮ってお参りしただけで、話にするようなことは何も無い」と言われることがあります。物語のもとになるのは行事の段取りではなく、その日その子がどうだったかです。
- 着物や袴を着せたときの反応。喜んだか、嫌がったか、途中で脱ぎたがったか
- 千歳飴をどうしたか。持たされてすぐ食べたがった、袋だけ気に入った、など
- お参りでのふるまい。お辞儀を真似した、鳩を追いかけた、石段で疲れた
- 誰が来てくれたか。祖父母、おじ・おば、その日はじめて会った親戚
- その歳のその子。何ができるようになって、何を怖がっていたか
全部そろえる必要はありません。うまくいかなかったことほど、あとから読み返したときに面白く残ります。
