サンタは何歳まで? クリスマスに家庭で決めておくこと

クリスマスのプレゼントで手が止まるのは、たいてい何を買うかではなく、サンタをどう扱うかのほうです。家庭ごとに方針が違ってよい話なので、正解は書きません。決めていないと当日に困る論点だけを並べます。

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はじめに: 迷うのは品物ではありません

クリスマスのプレゼントで手が止まるのは、たいてい何を買うかではありません。サンタをどう扱うかのほうです。誰からということにするのか、いつまで続けるのか、聞かれたら何と答えるのか。品物は決まっても、ここが決まっていないと毎年もめます。

この記事では「こうするのが正しい」を書きません。家庭ごとに方針が違ってよい話で、しかもよその家の方針が子どもを通じて伝わる場面がある以上、外から一つの答えを出すべきではないためです。代わりに、決めておかないと当日に困る論点を並べます。

順番はありません。どれから決めても構いませんが、決めていないものだけが必ず問題になります。

決めておく 7 つの論点

1サンタからだと言うかどうか

そもそも置かない家庭もあります。信仰上の理由、嘘をつきたくないという方針、行事自体をやらない家。どれも普通のことです。置く場合も「サンタからの贈り物」とするか「サンタの日に親が贈る」とするかで、あとの運用がまるごと変わります。ここだけは最初に決めておくほうが楽です。

2何歳まで続けるか

決めておく必要はありませんが、決めていないと毎年迷います。自然に終わるのを待つ家庭、小学校卒業を区切りにする家庭、本人が聞いてきた年を区切りにする家庭があります。どれを選んでも、外から見て遅い・早いという基準はありません。

3聞かれたときにどう答えるか

「サンタっているの?」は必ず来ます。正直に話す、質問で返す、信じているうちは話を合わせる。どれを選ぶかは家庭の方針次第で、この記事では正解を書きません。ただし、その場で考えると答えが年ごとにぶれるので、聞かれる前に夫婦で揃えておくと矛盾しません。

4きょうだいで気づく時期が違うとき

上の子が先に気づくのが普通です。ここで多いのは、上の子に「下の子には言わないで」と頼む形。頼まれた側は役目を得た気になることが多く、うまくいく家庭が多い一方で、口止めを負担に感じる子もいます。反応を見て決めてください。

5誰からの贈り物という扱いにするか

サンタ・親・祖父母が同じ日に重なります。全部サンタからにすると数が多すぎて不自然になり、全部分けると当日が贈り物だらけになります。サンタからは 1 つ、他は別の日に渡す、といった分け方をしている家庭が多い。祖父母には先に伝えておかないと、重なってから調整できません。

6予算と、きょうだい間の公平

同じ額にするか、その年に欲しいものに合わせるか。年齢差があると同額に揃えるのは難しく、揃えようとして中身が薄くなることもあります。「金額ではなく数を揃える」「上の子には別の形で埋める」など、家庭ごとに落としどころがあります。

7手紙をどう扱うか

サンタへの手紙を書かせる場合、返事を出すかどうかまで決めておく必要があります。返事を出すなら筆跡と紙をどうするか、毎年続けられるか。1 年やると翌年から期待されるので、始める前に続けられる形にしておくのが安全です。

7 つのうち、夫婦で答えが違うまま当日を迎えると必ず露見するのは 3 と 5です。聞かれたときの答えと、誰からということにするか。この 2 つだけは先に揃えておいてください。

贈り主が複数いるときの調整

12 月は、親・祖父母・親戚が同じ子に同じ週に贈ります。調整しないと重なることがある、のではなく、調整しなければ必ず重なります。

  • 先に「何を贈るか」を共有する。金額ではなく品目を伝えるだけで、ほとんどの重複は防げます
  • サンタ枠を 1 つに絞る。複数の大人が「サンタから」で贈ると、子どもの側で話が合わなくなります。サンタは 1 つ、と決めておくと破綻しません
  • 日をずらす。祖父母からのぶんを帰省の日に渡すようにすると、当日が過密になりません
  • 12 月生まれの子は分けて考える。誕生日とまとめられると、子どもの側では 1 回ぶん損をした感覚が残ります。まとめるなら、まとめると先に伝えておくほうがよい

祖父母に何を頼むか迷う場合の考え方は祖父母への贈り物と長寿祝いの基礎に、上のお子さんがいるときに起きやすいことは上の子へのプレゼントに書いています。

当日までの段取り

決めたことを実行に移す段階で、毎年同じところで失敗します。

  • 隠し場所を毎年変える。去年と同じ場所は、去年見つけた子がまず見に行きます
  • 包装は家にあるもので済ませない。家にある紙やテープで包むと、そこから気づかれます。買い物の袋やレシートも同様です
  • アドベントカレンダーを使うなら、12 月に入る前に用意する。1 日から始まるものなので、買いに行った時点で遅れていることがあります。毎日ひとつ開ける形は、当日までの期待を分散させる働きもあります
  • 開ける順を決めておく。きょうだいがいると、先に開けたほうの中身につられて後の子の反応が薄くなります
  • その場の反応を期待しすぎない。子どもは想定した反応をしません。動画を撮る前提で組み立てると、うまくいかなかったときに大人のほうが残念になります

うまくいかなかったとき

毎年どこかで外れます。立て直せる範囲のことがほとんどです。

  • 欲しかったものと違った。その場で取り繕わず、あとで一緒に選び直す形にできます。サンタ設定を保ちたい場合は「間違えて届いたみたい」で処理している家庭もあります
  • 見つかった。隠し場所が見つかった時点で、その年はもう戻せません。次の年の運用を変えるほうが早い
  • よその家の話と食い違った。方針が家ごとに違う以上、必ず起きます。「家によって違う」で説明できる形にしておくと、どちらの家も否定せずに済みます
  • 気づいたそぶりを見せた。気づいても言わずに続ける子は多い。こちらから確かめにいかないほうが、たいていうまく収まります

絵本を選ぶ場合

贈り物として絵本を選ぶ場合、この日ならではの利点が一つあります。クリスマスは贈り物が集中する日で、おもちゃは高い確率で重なりますが、絵本は好みもサイズも出ないぶん重なりにくい。年齢ごとの分量や題材の目安は0〜6 歳の年齢別の絵本の選び方にまとめてあるので、そちらをご覧ください。読み方は読み聞かせのコツにあります。

サンタからの一冊にする場合

わたしたちが作っているのは、お子さんの写真と名前からその子が主人公の物語を書き起こすオーダーメイドの絵本です。その年に何があったかを物語の中に入れられるので、上の 1 番目の論点で「サンタからの贈り物」を選んだ家庭でも、そうでない家庭でも成立します。進め方はクリスマスプレゼントに贈るオーダーメイド絵本に書きました。12 月生まれのお子さんで誕生日と分けたい場合は誕生日プレゼントに贈るオーダーメイド絵本もあわせてご覧ください。

渡す日が決まっている場合は、先にお問い合わせください

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